バイナルテック・アスタリスク (BINALTECH ASTERISK) は、地球人女性キャラクターのフィギュアとセットになったシリーズである。通常のバイナルテックがビークルモードでパッケージングされているのに対し、こちらではロボットモードであるなどの相違点が存在する。
同梱フィギュアは既存のシリーズの登場人物がモチーフとなっており、衣装はそれぞれの車種に合わせられている(例えば来留間アイは『カーロボット』に登場するアイがモチーフ。衣装はパトカーであるアラートに合わせて婦人警官)。シリーズ展開中は「バイナルテック」の名は関しつつも、「バイナルテック」本編で進行するストーリーとの関連は明確にはされていなかったが、のちに発売された「キスぷれ」限定冊子の年表では「アスタリスク」も「バイナルテック」と同一の世界観に組み込まれている事がわかる。人間との友好的共存を目指し、人間とパートナーを組み労働に従事するBT戦士という設定である。
BTA-1 保安員アラートfeat.スバル・インプレッサWRX meets.来留間アイ(サイバトロン)
BTA-2 戦士サンストリーカーfeat.ダッジ・バイパー meets.白神ジュンコ(サイバトロン)
BTA-3 ブロードブラストfeat.トヨタbB meets.星ルミナ(サイバトロン)
BTA-4 ブラックコンボイ featダッジラム meets. メリッサ (発売中止)
オルタネーター/Alternators
米国ハスブロ社が販売するバイナルテックの海外仕様商品。国内版のダイキャスト部分が削除されプラスティックに置き換わる、塗装やパーツ構成の一部が異なるなどの変更がなされている。これらの変更のため、バイナルテックと比較すると、質感では劣るが遊びやすさでは優れていると評価する声もある。バイナルテックに存在するカラーバリエーションは基本的に未発売。
2004年発売
スモークスクリーン/Smokescreen
ランボル/Side Swipe
ハウンド/Autobot Hound
ストリーク/Silverstreak
トラックス/Autobot Tracks(ブルーバージョン)
デッドエンド/Dead End
マイスター/Meister(ホワイトバージョン)
2005年発売
スィンドル/Swindle
グリムロック/Grimlock
チャージャー/Windcharger
日本版におけるオーバードライブだが、キャラクターの選定が異なり、武器パーツの一部が取り外されている。
ラヴィッジ/Battle Ravage
レーザーウェーブ/Shockblast
ホイルジャック/Wheeljack
ディセプティチャージ/Decepticharge feat.ホンダ・S2000(デストロン)
日本未発売だが、関連ムックの懸賞品として100名にプレゼントされた。
ウェーブ/Swerve feat.シボレー・コルベット(サイバトロン)
日本未発売。頭部は新規造形。
プロール/Prowl
スキッズ/Skids
サンストリーカー/Sunstreaker(単体で発売・国内版とは彩色がかなり異なる)
ロールバー/Roll-Bar feat.ジープ・ラングラー(サイバトロン)
日本未発売。
ステッパー/Ricochet feat.スバル・インプレッサWRX(サイバトロン)
日本未発売。元のキャラクターは当初日本限定だったステッパー/Ricochet。
2006年
コンボイ/Optimus Prime feat.ダッジラムSRT-10(キスぷれ・コンボイ)
リジェ/Mirage feat.フォード・GT40(キスぷれ・ホットロディマス青色、頭部造形違い。)
ダウンシフト/Camshaft feat.アキュラRSX
ネメシスプライム/Nemesis Prime feat.ダッジラムSRT-10(キスぷれ・コンボイ黒色)
イベント限定品とされていたが、香港などでは一般発売が確認されている。
発売予定(香港先行販売済み)
ランブル/Rumble feat.ホンダ・シビック・Si(デストロン)
ラヴィッジ/Ravage feat. ジャガー・XK(デストロン)(黒豹に変形する新規玩具)
セレン ケース ルージュ データ スワップ スーパー オルグ マスイブ 碁の杯 ズッキーニ プルト ディレ ポーリア デーリー タイプ ドラゴン パスヒ バットレス ギムレ ピート トウヨ リッドカ コリー いちい パネル メタセ バンダ リファレ ブラーフ ドリティ かみいそ ひけつ ノクロス オブジェキ ヒットソ ピア ポール フルスケ ハネウェル バウチ ロスペクト レッサー アクセス ソンク ばいせん シーランド フリース しぶし レシピ ハイビ
TIPS
本シリーズは実車メーカーのライセンスを受けていることが特徴であるが、それ故に、商品化には実車メーカーの考えによる制限が生まれる。例えば、「バイナルテック」のオーバードライブの武器であるオムニブラスターは、「ALTERNATORS」のウィンドチャージャーでは銃身部分のパーツを外され、武器ではなくセンサーという設定になっている。これは、ホンダの海外法人が、自社製品が変形するロボットに武器を持たせることに反対したためである。
また、それ以前の問題として、変形のプロセスで車体が分割されてゆく様が交通事故を連想させ、縁起が悪いとしてライセンスが降りなかったという例もあった(当然、その商品の企画はお蔵入りとなった)。この二例の複合パターンのような例もある。当初マイスターはポルシェ986に変形する予定で試作を行っていたが、トランスフォーマーが持つ「戦争のためのマシン」という側面を嫌ったポルシェ社がライセンスを拒否したため上記の通りモチーフ車両をマツダ・RX-8に変更しての発売となった。また、フォルクスワーゲン社のニュービートルに変形するバンブルの企画も同様の理由によって実現しなかった。ストーリー上では世界中の企業がバイナルテックプロジェクトに参加していることになっているにもかかわらず、変形モチーフとなる車両が、トランスフォーマーという玩具の発祥の地である日本とアメリカのものがほとんどであることも、このことと無関係ではないだろう。
2007年現在はバイナルテック、ALTERNATORS、キスぷれ共にシリーズ展開は緩やかな動きとなっているが、それらに続くかたちでトランスフォーマー スポーツレーベルおよびミュージックレーベルなる新シリーズの開始が企画中。バイナルテック同様、別企業とのコラボレーションにより各種の新商品を展開する。ナイキから正式ライセンスを得たスニーカーの1/2精密ミニチュアからコンボイ、メガトロンに変形する玩具や、ipodやSDメモリーカードなどを接続しミュージックプレイヤーとして使用できるコンボイ、サウンドウェーブなどが登場する。特に前者は実在するスニーカーモデルの名称を「featuring」として商品名に表記するなど、バイナルテックからの連続性が見られる。後者はロボットトイにオーディオグッズとしての実用性を持たせる事を目的に掲げている。
「ウルトラマンメビウス」の特撮で使用された市街地セットの中には、バイナルテックの玩具が一般車両の模型として使用されているのが確認できる。トランスフォーマーのキャラクター商品といった側面から切り離した部分においても、造形物として一定の評価を受けていることが窺い知れる事実である。